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海外バレエ情報【イングリッシュナショナルバレエ団】
6月21〜25日にパリのガルニエ宮で行われる海賊のレッスン風景がイングリッシュナショナルバレエ団のFBにアップされていましたね。
2013年に初演されたこの海賊、素晴らしいセットとロマンチックなストーリーで観客を魅了しました。今回の公演も素晴らしいものとなるのでしょうね。
所属する日本人ダンサーは、23日はリードプリンシパルの高橋絵里奈さん、21・24・25日はファーストソリストの加瀬栞さん、21・24日はファーストアーティストの猿橋賢さんが出演します。
余談ですが、この1875年に完成したこのガルニエ宮、実はステージが日本では考えられないくらい斜めなんです。理由としては観客に観やすいようにというのはもちろんですが、もともとオペラの公演のために作られた劇場。その豪華な舞台セットを奥まで見てもらえるようにといった理由が一番なようです。動画をご覧になるとわかるようにホントに信じられないくらい斜めです。イングリッシュナショナルバレエ団のダンサーもステージを再現してこのようにレッスンするくらいですからね。遊んでるようにしか見えませんが(笑)
イギリスはほぼフラットな舞台ですが、ほかの国の舞台にはこういった観客に観やすいように斜めになっている舞台は多々あります。特にオペラの盛んなイタリアなどには多く、ミラノのスカラ座もガルニエ宮に負けないくらい斜めです。実際この舞台に立ったダンサーもまっすぐに立つだけでもしんどかったと言っていました。
https://instagram.com/p/BGwmiUTMzNe/
イングリッシュナショナルバレエ団は、この海賊の後、9月はAkram Khan’s Giselle、12月はNutcracker、1月のGiselleと続きます。楽しみですね。
詳細はイングリッシュナショナルバレエ団HPで。