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【お知らせ】新国立劇場バレエ団次期芸術監督に吉田都さん
公益財団法人新国立劇場運営財団理事会において、新国立劇場バレエ団次期芸術監督予定者として吉田都さんが決定いたしました。
2018年9月1日~2020年8月31日までの2年間は現舞踊芸術監督大原永子氏の芸術参与として、2020年9月1日~2024年8月31日は芸術監督として新国立劇場バレエ団を率いることが発表されました。
これまで国内外でご活躍なさってきた吉田都さんのもと、新国立劇場バレエ団の益々の発展を期待いたします。
【芸術監督予定者プロフィール】
舞踊部門 次期芸術監督予定者 吉 田 都 (よしだ みやこ)
9歳でバレエを習い始め、83年ローザンヌ国際バレエコンクールでローザンヌ賞受賞。同年、英国ロイヤルバレエ学校に留学。84年、サドラーズウェルズ・ロイヤルバレエ(現バーミンガム・ロイヤルバレエ)へ芸術監督ピーター・ライトに認められて入団。88年にプリンシパル昇格。95年に英国ロイヤルバレエへプリンシパルとして移籍、2010年に退団するまで英国で計22年にわたり最高位プリンシパルを務める。
日本国内では1997年の新国立劇場開場記念公演『眠れる森の美女』はじめ、99年『ドン・キホーテ』『シンデレラ』、2000年『ラ・シルフィード』、04年『ライモンダ』など新国立劇場での主演ほか数多くの公演へ出演している。
ローザンヌ国際バレエコンクール審査員を務めるほか、後進の育成にも力を注いでいる。バレリーナとしての功績と共にチャリティ活動を通じた社会貢献が認められ、04年「ユネスコ平和芸術家」に任命される。12年には国連UNHCR協会国連難民親善アーティスト任命。
2001年芸術選奨文部科学大臣賞、06年英国最優秀女性ダンサー賞、11年第52回毎日芸術賞など受賞多数。07年に紫綬褒章並びに大英勲章(OBE)綬章、17年文化功労者。
引用:新国立劇場バレエ団