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【パリ・オペラ座バレエ団】日本公演情報
来年3月のパリ・オペラ座バレエ団、楽しみにしている方も多いかと思います。チケットの一般発売が10月29日と迫ってきましたので、先日発表されました公演情報をお届けいたします。
詳細はNBS公益財団法人日本舞台芸術振興会HPでご確認ください。
「ラ・シルフィード」
深い森に囲まれたスコットランドの村で、青年ジェイムズの前に現れた白い空気の精、ラ・シルフィード。清純で甘美な魅力を放つ妖精と人間の青年との、神秘的な恋。
19世紀、ヨーロッパを席巻したロマン主義の潮流のもと、パリ・オペラ座で初演された「ラ・シルフィード」は、主演したマリー・タリオーニの魅力とともに語り継がれるロマンティック・バレエの傑作。この伝説的なタリオーニ版を復元し、現代の観客に訴える創意を加えたのが、1972年に発表されたピエール・ラコット版です。
ラコット版「ラ・シルフィード」の舞台初演は19世紀のタリオーニ版と同じパリ・オペラ座で行われ、またもやセンセーションを巻き起こしました。失われた名作が初演の地パリでよみがえった感動。そして白いチュチュに風をはらませながら、小刻みなステップを軽やかにふんで、魅惑的に、ときにはコケティッシュに舞うバレリーナたち。彼女たちに囲まれて、夢心地でステップを踏み続けるジェイムズ…。これぞフランス・バレエの伝統といえる美と技にあふれた舞台は、まさにパリ・オペラ座のお家芸ともいえるものです。この世ならぬものへの憧れをかきたてる、真正ロマンティック・バレエの魅力を、本家本元による上演でどうぞお楽しみください!
あらすじ
Photo:Ann Ray / OnP
結婚式を控えた青年ジェイムズのもとに空気の精ラ・シルフィードが姿を現し、彼の結婚を悲しむ。ジェイムズと婚約者エフィーとの婚礼を祝うために人々が集まってくると、魔女マッジが現れて不吉な予言をする。婚儀の準備が進むなか、ジェイムズはラ・シルフィードに誘われて家を飛び出していき、後にはエフィーが残される。
神秘的な森の中で、ラ・シルフィードと仲間の妖精たちに囲まれて夢心地のジェイムズ。彼はラ・シルフィードを自分のものにしたいと願い、マッジから魔法のベールをもらう。しかし彼がそのベールをかけると、ラ・シルフィードは死んでしまう。絶望するジェイムズに、マッジは、エフィーと彼女を慕っていたガーンが結婚した様子を見せるのだった。
キャスト
3月2日(木)18:30
ラ・シルフィード:ミリアム・ウルド=ブラーム
ジェイムズ:マチアス・エイマン
エフィー:レオノール・ボラック
パ・ド・ドゥ:エレオノール・ゲリノー / フランソワ・アリュー
3月3日(金)18:30
ラ・シルフィード:アマンディーヌ・アルビッソン
ジェイムズ:マチュー・ガニオ
エフィー:ヴァランティーヌ・コラサント
パ・ド・ドゥ:マリーヌ・ガニオ / マルク・モロー
3月4日(土)13:30
ラ・シルフィード:リュドミラ・パリエロ
ジェイムズ:ジョシュア・オファルト
エフィー:オーレリア・ベレ
パ・ド・ドゥ:ジェニファー・ヴィソッチ / パブロ・レガサ
3月4日(土)18:30
ラ・シルフィード:ミリアム・ウルド=ブラーム
ジェイムズ:マチアス・エイマン
エフィー:レオノール・ボラック
パ・ド・ドゥ:エレオノール・ゲリノー / フランソワ・アリュー
3月5日(日)15:00
ラ・シルフィード:アマンディーヌ・アルビッソン
ジェイムズ:マチュー・ガニオ
エフィー:ヴァランティーヌ・コラサント
パ・ド・ドゥ:マリーヌ・ガニオ / マルク・モロー
〈グラン・ガラ〉
「テーマとヴァリエーション」Theme and Variations
上品な姫と王子のごとき主役の男女。彼らにかしづくように踊るコール・ド・バレエ。20世紀の巨匠ジョージ・バランシンは、チャイコフスキーの「組曲第3番」終楽章を使って、帝政時代のロシア・バレエへのオマージュとして華麗な一幕バレエを創作しました。この作品は物語こそないものの、「眠れる森の美女」の20世紀版ともいわれています。優雅なお辞儀を繰り返しながらも、細かく音を刻んでスピーディーに踊るダンサーたちは、まさにネオ・クラシックの貴婦人と貴公子たち。パリ・オペラ座ならではのきらめく舞台をお楽しみください!
Photo:Ann Ray / OnP
キャスト
3月9日(木)18:30
ローラ・エッケ / マチュー・ガニオ
3月10日(金)18:30
ミリアム・ウルド=ブラーム / マチアス・エイマン
3月11日(土)13:30
ドロテ・ジルベール / ジョシュア・オファルト
3月11日(土)18:30
ローラ・エッケ / マチュー・ガニオ
3月12日(日)15:00
ミリアム・ウルド=ブラーム / マチアス・エイマン
「ダフニスとクロエ」 Daphnis et Chloé
古代ギリシャの神話的な恋物語を題材にした「ダフニスとクロエ」は、かつてバレエ・リュスがモーリス・ラヴェルに音楽を委嘱して発表した伝説的作品。以来、多くの振付家たちが挑戦したこの題材に、パリ・オペラ座バレエ団の前監督でもある振付家バンジャマン・ミルピエが、オレリー・デュポンとエルヴェ・モローというゴールデン・ペアを起用して挑んだ野心作です。
「物語のすべては音楽の内にある」と語るミルピエは、音楽に寄り添いつつも、あえてバレエの作法や技術を駆使してヴァージョンを進化させることを目指しました。装置を担当したのは、世界文化賞を受賞したコンセチュアル・アーティストのダニエル・ビュラン。音楽から放たれる光や色彩、フォルムを視覚化させ、地中海の風景を彷彿とさせる赤・青・黄など鮮やかで印象的な装置の中で繰り広げられる現代の神話の日本初演をお見逃なく!
Photo:Agathe Poupeney / OnP
キャスト
3月9日(木)18:30
エルヴェ・モロー / オレリー・デュポン
マルク・モロー / レオノール・ボラック / フランソワ・アリュー
3月10日(金)18:30
ジェルマン・ルーヴェ / アマンディーヌ・アルビッソン
アリステル・マディン / ヴァランティーヌ・コラサント / アルチュ・ラヴォー
3月11日(土)13:30
エルヴェ・モロー / オレリー・デュポン
マルク・モロー / レオノール・ボラック / フランソワ・アリュー
3月11日(土)18:30
エルヴェ・モロー / オレリー・デュポン
マルク・モロー / レオノール・ボラック / フランソワ・アリュー
3月12日(日)15:00
ジェルマン・ルーヴェ / アマンディーヌ・アルビッソン
アリステル・マディン / ヴァランティーヌ・コラサント / アルチュ・ラヴォー
「アザー・ダンス」 Other Dances
「ウェストサイド物語」などミュージカルの振付でも有名な、アメリカを代表する振付家ジェローム・ロビンズが、ナタリヤ・マカロワとミハイル・バリシニコフというスター・ペアのために創作した小品。音楽は有名なショパンのマズルカ4曲とワルツ1曲。二人のダンサーはピアノ演奏と掛け合うように、一見、気楽に自由奔放に踊ります。けれどそこはスターのための振付、あっと驚くステップをさらりと見せて、小粋にポーズ。パリ・オペラ座のスターたちの妙技を見比べたい、とっておきの宝石のような作品です。
Photo:Sébastien Mathé / OnP
キャスト
3月9日(木)18:30
リュドミラ・パリエロ / マチアス・エイマン
3月10日(金)18:30
ドロテ・ジルベール / ジョシュア・オファルト
3月11日(土)13:30
リュドミラ・パリエロ / マチアス・エイマン
3月11日(土)18:30
リュドミラ・パリエロ / マチアス・エイマン
3月12日(日)15:00
ドロテ・ジルベール / ジョシュア・オファルト
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