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【学校情報】留学したい、でも高校も行きたい!
今回はコンクールやバレエ団公演ではなくバレエを続けていく上で悩みのひとつとなる、進学についてお届けします。
多くのバレエを習っている子たちはいつかは留学して、海外のバレエ学校に入って、海外のバレエ団にと夢を抱いていると思います。そのとき問題になってくるのが「高校はどうしよう?」ではないでしょうか。留学中は海外の「バレエ学校」ですのでもちろん日本の高校の単位はもらえません。では「休学する?」そうすると帰国したときにまた同じ学年からですよね。そのため留学と同時に退学する子たちはとても多いようです。
でもバレエ団に入れなかったどうしますか?もう一度高校に通いますか?大学にいきたくても高校卒業資格がないので大検を受けないと受験もできませんね。
そんな「もしも」のときに困らない学校があるのでご紹介させていただきます。
目黒にある、国際高等バレエ学校です。
この高校は隣接する日出高校と提携し、月2回のスクーリングは日出高校の校舎でおこなわれ、国際高等バレエ学校でのバレエレッスンは体育に、バレエ史音楽史が社会科、解剖学が理科、語学が英語に振り替えられる(H28年度)とのことです。朝からバレエに専念した生活を送りながら高校卒業資格が取得できる数少ない学校のひとつですね。更に留学中は現地でのバレエレッスンが、体育にだけ振替ということはなく、足りない単位はすべて補習やレポートで済むそうです。つまり留学していても殆ど座学の振替なしで、スクーリングと補習、およびレポートで単位が取れ高校卒業資格が得られるんですね。
また日本での高校生活では、下校後所属のバレエ教室に行くことも可能(体力的にかなりハードですが)ですし、コンクール等も所属のバレエ教室からエントリーすることも出来ます。もちろん系列の インターナショナルダンススクール に通うことも可能です。また、寮もありますので、遠方からの進学も可能です。
この国際高等バレエ学校から留学した生徒や卒業生の声ありますのでご紹介します。
留学生からのコメント
~1年生 H.Tさん~
日本ではバレエと勉強の両立がとても難しいです。中学生の時、私はバレエを本格的にやりたいと思っていたのですが、学校の勉強、クラブ活動、学校行事などをやりながらバレエを習うことがとても大変でした。高校を進学するとき、やはりバレエをもっと上手になりたいと思いこの学校を選びました。この学校では、バレエで必要なことをすべて学ばせてくれました。
そして、海外に留学するチャンスを与えてくれました。高校の勉強も両立できる環境をいただけたことを大変嬉しく思っています。
~2年生 J.Sさん~
私は、高校2年生の春から国際高等バレエ学校に転入しました。それまでもインターナショナルダンススクールでバレエを習っていましたが、自分の夢をかなえるため、国際高等バレエ学校へすることを決めました。そして今、夢であったワガノワバレエアカデミーへ留学することができました。それは、本格的なロシアのメソッドが学べる国際高等バレエ学校でバレエに専念できたからだと思います。毎日朝から夜までクラシックバレエだけではなくコンテンポラリーやキャラクターダンス、バレエ史や解剖学までも勉強することができます。どれにおいても先生が熱心に教えてくれるので、夢をかなえるために必要な実力を付けることができます。私はこの国際高等バレエ学校で勉強していなかったら、ワガノワバレエアカデミーへ留学することは出来なかったと思います。そして留学しても今まで学んだことを忘れずにがんばっていきたいと思います。
~3年生 M.Nさん~
高校2年生の春、私は国際高等バレエ学校に転入しました。それまでは地元の私立高校へ通っていましたが、ワガノワバレエアカデミーへ留学する目標を達成するために転入することを決断しました。この学校では普通の高校と違い、朝から机に向かっている時間にクラスレッスン、ポワント&ヴァリエーション、作品リハーサル、その他キャラクターダンスやコンテンポラリーが授業となっています。本来なら海外へ留学しなければ受けることのできないカリキュラムを日本で受けることができ、バレエが好きな私にとって、とても良い環境だと思いました。本格的なバレエが学べるだけでなく、留学するために必要な強い心、向上心、バレリーナとしての身だしなみと、精神的にも多くのことが学べます。ワガノワバレエアカデミーへ留学してからも、この高校で学んだことをすべて生かして毎日吸収できるものは全て吸収して、将来世界トップレベルのバレエ団で踊れるように日々頑張ります。私はこの高校に入学出来て本当に良かったです。
卒業生からのコメント
~玉井るい~
新国立劇場バレエ団
元ウィーン国立バレエ団ドゥミソリスト
チャイコフスキー記念京都舞音バレエ出身
ワガノワバレエアカデミー留学
インターナショナルダンススクール
東京インターナショナルバレエカンパニー公演出演
「日本ではバレエと勉強の両立が難しいなか、両立できる環境ができることは素晴らしいことだと思います。バレエについての知識も学べ、高校の勉強、そして生活できること、これを機にこういう環境が広がっていったらと思います。知識が増えたうえでの留学・就職は、もっと大きな可能性が広がるんではないかと思います。」
~亀本彩奈~
ドイツHalleバレエ団
ローザンヌ国際コンクール参加後
ドイツ ハインツボスルシューレへ留学
オランダ国立バレエ団研修生
元ドイツHofバレエ団
「私が学生のころは、毎日学校とバレエの行ったり来たりで、両立が大変でした。いち早く海外で本格的に勉強したいと思っていたので、結局高校は卒業せずに留学したのですが、今となってはバレエで暮らせるようになったので良かったものの、高校くらいは卒業しておけば良かったかなとも思います。その点留学しなくとも、本格的なロシアのメソッドが学べる国際高等バレエ学校は、バレエにも勉強にも専念できる素晴らしい環境だと思います。」
~ド・ランクザン真里花~
ウクライナ ハリコフ バレエアカデミー
サンクトペテルブルグ・クラシカルバレエ団
「私は、幼稚園からリセフランコジャポネという東京で唯一のフランス人学校に通いながら、4歳から インターナショナルダンススクール でバレエを習いました。今はサンクトペテルブルクのバレエ団で働きながら、バレエ教師の資格を取るために芸術大学に通っています。小・中・高校生のころバレエと学校を両立するのはとても大変でした。学校なんてやめて、海外のバレエ学校に入ってバレエだけやりたいとずっと思ってました。でも、今思うとちゃんとリセを卒業してよかったと思います。日本人留学生はバレエ学校の生徒のように、9年間バレエと普通の教育の授業を受けたわけではなく、数年バレエの専門の授業だけを受けただけなので、卒業後証明書はもらえますが、バレエ学校卒業資格はもらえません。卒業資格がもらえないということは、どこの大学にも入れません。もしバレエ団がすぐ決まってバレエダンサーとして働ければ問題ありませんが、みんながなれるものではありませんし、ダンサーという職業の寿命もそう長くありません。でも、バレエ学校の卒業資格があれば、別の職業にもつきやすくなります。また、海外だと言葉の壁があったり、ホームシックになったりすることもありますが、国際高等バレエ学校は、留学しなくても本格的なロシアのメソッドが学べます。高校卒業資格が取れて、本格的なバレエをしっかり学べる、日本でたった一つのバレエ学校だと思います。」
高校をやめて、絶対バレエ団に入ると意を決して行くのもひとつの選択肢、また国際高等バレエ学校のような学校を選び「もしも」のときに備えるのもひとつの選択だと思います。
最後に国際高等バレエ学校は第1期の試験は終了いたしましたが、第2・3期はまだ間に合いますので、ご興味がある方は 国際高等バレエ学校サイト をご覧ください。
出願期間 第1期 1月20日(金)~27日(金) → 試験日 2月19日(日) 終了
出願期間 第2期 2月20日(月)~27日(月) → 試験日 3月5日(日)
出願期間 第3期 3月10日(金)~17日(金) → 試験日 3月26日(日)
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